痛風の薬で安心してると糖尿病の危険が!

尿酸値対策は尿酸値以外の数値も見ながら進めよう!

通風の薬を飲んだことがある方なら
知っていることだが、
尿酸値降下剤を飲むと尿酸値は下がる。

それもガッツリ下がる。

「尿酸値下げるなんて簡単だ!」と思う人も多く、
尿酸値が上がったらまた薬で下げれば良いや
という楽観視と開放感から、

また尿酸値を度外視した飲食、生活をはじめてしまう。

そして薬を手放すことが出来なくなり、
尿酸値という呪縛から逃れることができなくなる。

…まぁ、「呪縛」などと言うと大袈裟だが、
そもそもなぜ尿酸値対策を実践するのか
を考えてみるべきだ。

当然尿酸値の降下を目的としているが、
それはつまるところ健康を取り戻すためだ。

尿酸値は、私たちおっさんが
気にしなければならない
多くの数値の1つに過ぎない。

例えば私たちは糖尿病にも気をつけるべきだ。

高尿酸血症と糖尿病は併発しやすい。

私が医者から言われたのは、
「尿酸値が高い場合、今は糖尿病でなくても
糖尿病予備群として(と考えても良いくらいに)、
尿酸値や血糖値の管理が大切
」だ、とのことだった。

尿酸値対策は、
「尿酸値降下」というゴールの後に
「健康」というより大きなゴールをきるための前提なのだ、
という俯瞰図を忘れずに臨みたいところだ。

ちなみに、
2016年4月1日から、
40歳以上の保険加入者は全員に
"メタボ健診"が義務付けされる
らしい。

…若干面倒くさいとは思うものの、結構なことである。

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