痛風の薬の効果ってどんなもの?
痛風に襲われたら迷わず病院
痛風発作で病院に行かず痛みに耐えた!
というとんでもない猛者も
稀にいるにはいるらしい。
私には到底無理だった。
私は必死の思いで病院へ行き、
ロキソニンという鎮痛剤をもらって飲んだ。
この薬は胃に良くないらしいが、
当然ながらそんな事を言っていられる
ような状況ではなかった。
そしてユリノーム錠という
尿酸の排泄を促進する薬ももらい、
発作がおさまってから飲みだすように言われた。
そこで医者に言われたのが、
この薬は原則として生涯続けるものである、
ということだ。
これは実際に言われるとマジでへこむ。
一気に老け込む。
ちなみに山本氏(のプロフィールはこちらを参照)
は現在フェブリク錠(成分名:フェブキソスタット)
を飲んでいる。
私が処方された薬もフェブリクもそうだが、
薬を飲めば尿酸値は下がる。
それもみるみる下がる。
なーんだ、尿酸値下げるなんて簡単じゃないか、と思った。
薬代にしても、ジェネリックが買えるので月数千円で済む。
しかし、それは色々な意味で間違いだった。
フェブリクを飲んでいる山本氏は、
尿酸値が基準値だったにもかかわらず
痛風発作に襲われた。
医者には、以前からの尿酸が
関節にへばりついているから、
と言われたそうである。
また腎臓が悪い場合も発作は起こり得るそうだ。
血液を濾過する役目をになう腎臓は、
老廃物などを尿として体外へ排出する。
ここが悪いと体の代謝機能が異常をきたす事になる。
ちなみに新薬と期待されるフェブリク錠は、
ジェネリックが出ているので
病院へ行かなくても手に入る。
効果的で副作用の心配が少ない
ために期待されているのだが、
国内外の臨床実験では20%程度に
何らかの副作用が認められた、
ということを聞いた。
肝機能障害などだそうだが、
いずれにしても、薬とは副作用という心配ごとから
完全に逃れるのは不可能なものだ、と私は理解している。
そんな訳で本当の尿酸値対策とは
薬に頼らず、少しづつで良いから体の芯から、
基礎代謝から改善していくことだ。